かもしれまへん

すきな人のすきなモノはすき説。その人から影響を受けてすきになったんじゃなくて、元々自分のすきな物とか場所や事が後々、友達、すきな人、恋人、尊敬してる人、その人達も同じモノがすきだったて事がよくある。昔よく行ってた店が一緒で行ってた時期も同じだったとか。昔聞いてた音楽、見てた物、着てた服ハマってた事が同じだったとか。上京してバイト探してた時に友達がバイトしてる所を紹介してくれて面接に行った。結局そこでは働かなかったけどそれから10年後位に友達になった人がその時そこで私の友達と働いてた。とか。私は角田光代さんがすきなんだけどこの前東海林さだおさんのエッセイを読んでめちゃくちゃ面白くて不思議な位感覚とテンションが同じでなんて最高なんだと興奮した。そしたらあとがきで角田光代さんがその本の解説をしていて、あぁやっぱり、すきな人のすきなモノはすきだわと確信した。すきになる人は知らない間にどこかで交じりあってる。だからすきになる。何かがリンクしてて感性に感応した人が親しくなるんだろうね。世の中には沢山人がいて知り合い程度なら沢山できるけど友達になれる人、親しくなる人、関わる人はある程度決まっていて、タイミングで出会える時期があったりなかったりするんだろうなと思う。特に私は愛せる人数が少ない人間らしいから数少ない周りにいる大切な人達を思い浮かべるとみんな出会うべくして出会ったんだなという人ばかりだな。前にスピってる友達になおことは2、300年前に同じ修道院にいたと思うって言われた事がある。私ともう1人仲のいい友達がいてその3人で一緒に居たって。私とそのもう1人の友達に会うと讃美歌が聞こえるって。なおこは人間か猫かどっちかって。おいおいおい、ちょまてよ。でもそーゆーこともあります。大いにあります。それしかないかもしれまへん。