一手間、たったちょっとした一手間で人の気持ちって動くなぁと仕事をしててよく思う。例えばお弁当に入れるウィンナーをタコさんにするとか、たくちゃん(カイソ店長a.k.a元夫)がよくする買ってくれたパンの袋に絵を描くとか。そんなちょっとした一手間がわっうれしい!ってなるんだと思う。マニュアルにはない人の気持ちの部分。私は物心つく頃から家族の中で気が利かないで有名だった。頭悪い、無愛想、一人っ子、気分屋、我が道を行くって感じでなおこは気が利かず頭わるいけど楽しそうでいいねってみんなから甘やかされ温かい目で見守られていた。感謝。なんで気が利かなかったのか昔の自分を思い返してみると、甘やかされてる割には天邪鬼で明るく振る舞う事に対する恥じらいと気が利く事をするのが媚を売ってると曲がった考え方してて素直じゃなかった。今もだけど狙ってやった感がいやで0か100か、好きかそれ以外かって感じ。はいどうぞって気が利く感じよりスッと後に残らないスマートな感じがすき。クールだね、怖い、感情ある?怒ってる?ってよく言われてこう見えてかなりご機嫌ですって事よくある。ずっと垂れ目に憧れてる。そんな感じで育っちゃってるから社会人になってからも人を喜ばせたくてこの仕事選んだのに人に喜んでもらえる一手間が、気が利く事がなかなか出来ずにいた。無意識にできたらいんだけど一手間、一手間と思ってしようとするとこれってあざとくね?とブレーキかけて素直に出来なくなってしまう。ほんと素直じゃねーなーてずっとこじらせてたけど、歳も重ねだんだんといい意味でどうでもよくなってきて遂に素直になてきた。ノンブレーキ。素直すぎて逆に心配なる。気づくか気づかないか位の一手間をじわじわとやって行きたい所存です。