友達から1000円するエヴァの自販機があってやるか悩んでるって連絡あって、やるだろって言ったら何がでるかわからない、ゲンドウがでるかもって返ってきて、とりあえずやるだろって言った。これ系の事はやってなんぼと思って当たって砕けるタイプだけどそれ以外の事、お店の事となると急がずずっと考えながら時が来るのを待つ。気持ちもどんどん変わっていくしその方がうまくいく事が多い。でもそれは優柔不断なのかとか考えが至らないんじゃないかと思ったりもしてたけど最近読んだ本がネガティブケイパビリティていう何もしないっていう概念の本で漠然とそうだよなぁと思ってた事に名前がついていた事に驚き、その概念に感嘆した。ネガティヴケイパビリティとは、抽速な理解や答えではなく謎を謎として興味を抱いたまま宙ぶらりんのどうしようもない状態、答えのない状況を耐え抜く力。その先には発展的な深い理解が待ち受けている。答えは好奇心を殺す。という言葉が刺さった。てか自営業はネガティヴケイパビリティでしかやっていけないのでは。一生宙ぶらりん。逆の考えがポジティブケイパビリティ。深い理解よりも迅速な答えを求める傾向の事。マニュアル化された現代の殆どがポジティブケイパビリティとされている。ネガティブケイパビリティは医療、教育、芸術の分野で重要とされている概念だけど答えのない人生を生きて行く上で誰にでも大切な考え方だなぁと思った。スチャダラのboseがラジオで娘の学校のテストとか課題がそれ覚えてなんの意味あるの?っていうのばっかで不条理だって話してて、bose、それはまさにネガティヴケイパビリティ的思考ですと嬉しくなった。答えのあるテストや試験は子供の為と言うよりは大人が採点しやすくする為のもの。子供に必要なのは答えのない事をどう考えていくか、答えは人それぞれたくさんあっていんだよと言う事が大切なんだろうなと思った。面白い本に出会えてうれしいしかもラジオ情報で。ラジオの思うつぼ〜